タイニュース 一本立て 【画像ニュース】 バラバラ殺人事件容疑で、イスラエル人の男を逮捕、息子に逮捕状
＜バラバラ殺人事件容疑で、イスラエル人の男を逮捕、息子に逮捕状 【ユダヤ人犯罪ニュース】＞
バンコクに隣接するノンタブリー県下で１１月１２日（土）、イスラエル人の男、ヤコブ・シモン・サキラ・ビトン容疑者（５０）が知人のイスラエル人男性、エリヤフ・コヘンさん（６３）を殺害した容疑で逮捕された。
遺体はバラバラに切断して３つの黒いビニール袋に入れた状態で壁にセメントで塗り込められていた。
![イメージ 1]()
殺害されたエリヤフ・コヘンさん（６３）
![イメージ 2]()
ヤコブ容疑者は取り調べに対し、つきあっているタイ人女性と親しくしていることに腹を立てて９日（水）にエリヤフさんを殺害したと容疑を認めたという。
ヤコブ容疑者逮捕に至ったのは、同女性がエリヤフさんの失踪をイスラエル大使館に連絡し、大使館が警察に捜索を依頼したことによる。
警察によれば、エリヤフさんが９日午前１０時ごろ、バンコク都バンプラット区の自宅コンドミニアムから車で出かけたことが防犯カメラの映像で確認されていた。
また、エリヤフさんはヤコブ容疑者とつきあいがあったことなどから捜査員がヤコブ容疑者宅を訪れたもので、壁から異臭がし、壁の一部にセメントが塗られたばかりだったことから遺体発見に至った。
![イメージ 10]()
逮捕されたヤコブ・シモン・サキラ・ビトン容疑者（５０）右
![イメージ 12]()
このほか、ヤコブ容疑者はエリヤフさんからたびたび金を借りており、また、男性を殺害後に男性の口座から現金を引き出していた。
これに関しては遺体を隠すのを手伝ったり、エリヤフさんのクレジットカードを盗んだりした疑いがあるとして１３日（日）、ノンタブリー県警はヤコブ容疑者の息子の逮捕状を請求している事を明らかにした。
も関与していた可能性があるという。
も関与していた可能性があるという。
警察によれば、息子（１７）は殺害の現場は目撃していなかったが、父親が殺人をしたことは認識していたとのことだ。
また、ヤコブ容疑者はつきあっていたタイ人女性と親しい関係になったことに嫉妬してエリヤフさんを殺害したと自供しているものの、ヤコブ容疑者がエリヤフさんからたびたび借金し、また、殺害後に容疑者のクレジットカードを使って現金を引き出していることから警察は金銭目的の犯行の可能性があるとみているという。
逮捕状請求中のヤコブ・シモン・サキラ・ビトン容疑者の息子（左下）
![イメージ 21]()
【バンコク週報＞三面記事２０１６年１１月１４日（月）付ＨＰ/画像：プーチャッカーン新聞２０１６年１１月１２日（土）付/１３日（日）付ＨＰ/デイリーニュース紙２０１６年１１月１２日（土）付ＨＰ/カオソット紙２０１６年１１月１２日（土）付ＨＰより】
