タイニュース 二本立てプラスワン 【画像ニュース】 ロヒンギャ数百人死亡か ミャンマー当局を批判-国連報告書 ほか
<ロヒンギャ数百人死亡か ミャンマー当局を批判-国連報告書 【ミャンマー実質軍政ニュース】>
ミャンマー西部ラカイン州でのイスラム系少数民族ロヒンギャに対する人権侵害疑惑で、国連人権高等弁務官事務所は2月3日(金)、治安部隊による軍事活動でロヒンギャ数百人が死亡した公算が大きいとする報告書を発表した。
![イメージ 1]()
報告書は「人道に対する罪」に当たる可能性が極めて高いとして、ミャンマー当局を厳しく批判している。
![イメージ 2]()
ラカイン州オフ市では、昨年10月に武装集団が警察施設を襲撃する事件が起きて以来、軍を中心とする治安部隊が掃討作戦を展開。
治安部隊による人権侵害被害を訴えるロヒンギャの証言が相次ぐ一方、ミャンマー当局は疑惑を否定してきた。
ラカイン州オフ市
![イメージ 3]()
2016年10月10日(月)、武装集団が警察施設を襲撃した後の現場
![イメージ 4]()
報告書によると、ラカイン州から国境を越えて隣国バングラデシュに逃れた204人から国連の調査チームが聞き取り調査を実施。
このうち96人が「家族が殺害された」とし、成人女性101人のうち52人がレイプなど性的暴行を受けたと証言した。
母親が5人の治安部隊に集団レイプされている間に生後8カ月の乳児が殺害されたり、軍が高齢者を含む家族全員を家に閉じ込めた上で放火し、皆殺しにしたりしたとの証言もあったという。
隣国バングラデシュに逃れたロヒンギャの難民たち
![イメージ 8]()
ゼイド高等弁務官(ゼイド・アラド・ゼイド・アル・フセイン殿下、ヨルダン国連常駐代表)は声明で、「ミャンマー政府は(人権侵害疑惑を)否定し続ける代わりに、自国民に対する重大な人権侵害を直ちに停止しなければならない」と訴えている。
ゼイド高等弁務官
![イメージ 9]()
報告書を受けてミャンマー大統領府報道官は取材に対し、報告書の評価を避けつつ、「侵害や違反の明確な証拠がある場合には、われわれは全ての必要な措置を取る」と述べた。
イエット大統領府報道官
![イメージ 10]()
【時事通信2017年2月3日(金)付HPより加筆/画像:プーチャッカーン新聞2017年2月3日(金)付/1日(水)付HP/Mthai2015年5月21日(木)付HP/2016年10月11日(火)付HP/PassBlue2014年6月6日(金)付HP/Xxinhuanet2015年12月2日(水)付HPより】
♨♨♨♨♨♨♨♨♨♨♨♨♨♨♨♨♨♨♨♨ |
<自動車セールスマン失踪事件 都内の池を捜索 【タイ首都圏ニュース】>
自動車セールスマンの男性、ラタプーム・ピムチャイサイさん(34)が昨年12月から行方不明となっているが、バンコク都タリンチャン区ボロムラーチャチャンニー通りエリアで、男性の所持品が見つかった事から付近の池で、ダイバーによる捜索が行われている。
行方不明となっている、自動車セールスマンのラタプーム・ピムチャイサイさん(34)
![イメージ 11]()
2月4日(土)までに骨が2個見つかっており、男性のものとの見方が強まっている。
首都圏警察によれば、男性は同エリアに住む女性とつきあいがあり、また、この女性は軍人と親しい関係にあることから、警察では「嫉妬」が原因となり男性は誘拐され、殺害された可能性があるとみて、この軍人から聞き取りを行っている。
軍人の供述について警察は「捜査に影響する」として何も明らかにしていないが、この男性はイケメンで妻がいるにもかかわらず複数の女性とつきあっていたとのことだ。
![イメージ 13]()
警察署での事情聴取に応じる交際中だった女性
![イメージ 16]()
【バンコク週報>三面記事2017年2月5日(日)付HP/画像:プーチャッカーン新聞2017年1月31日(火)付HP/タイラット新聞2017年2月4日(土)付HP/デイリーニュース紙2017年2月4日(土)付HP/カオソット紙2017年2月4日(土)付HPより】
♨♨♨♨♨♨♨♨♨♨♨♨♨♨♨♨♨♨♨♨ |
<低利融資 謳い「入会金」詐取 東北で被害者10万人超 【タイ社会ニュース】>
コンケーン県、ノンカーイ県などタイ東北部北側12県を管轄するタイ国家警察第四管区地方警察本部は2月2日(木)、タイ人の男、インタット容疑者を詐欺容疑で逮捕したと発表した。
![イメージ 17]()
国家警察によると、容疑者は「タイ職業開発クラブ」という組織を設立し、「500バーツ払い入会すると、最大で100万バーツまで無担保の低利融資が受けられる」と謳い、会員を募集。
新会員1人につき、紹介者に100バーツを支払うという方法で、コンケーン県内で10万人以上の「会員」を集めた。
しかし、融資事業の実体は無く、数千万バーツに上る「入会金」を持ち逃げし、行方を追っていたが、被害者の中に国軍関係者が含まれていた事から国軍、国家警察の合同捜査となった。
![イメージ 18]()
逮捕されたインタット容疑者(左下)
![イメージ 19]()
インタット容疑者の画像を手にする、チャーンチャイ陸軍少将
![イメージ 22]()
【newsclip.be 日本語総合情報サイト@タイランド2017年2月5日(日)付HPより加筆/画像:タイ王国国家警察第四管区地方警察本部2017年2月2日(木)付FB/デイリーニュース紙2017年2月1日(水)付/1月30日(月)付HPより】