タイニュース 三本立て 【画像ニュース】 ラフ族の活動家殺害事件 首相が調査指示、薬物取引に関与か ほか
<覚せい剤大量押収 粉末150キロ、錠剤36万錠 【タイ北部ニュース】>
チェンマイ、チェンライ、プレーなどタイ北部北側8県を管轄するタイ第五官区地方警察本部は3月20日(月)、麻薬取締法違反容疑でタイ人の男女5人を逮捕し、覚せい剤の粉末150キロ、錠剤36.4万錠を押収したと発表した。
プレー県の路上検問で、ナンバープレートのないピックアップトラック車両を停車させて車内を調べ、覚せい剤の粉末を押収、運転していた男(31)を逮捕した。
このほか、チェンライ県の2カ所で覚せい剤の錠剤を押収し。4人を逮捕した。
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【newsclip.be 日本語総合情報サイト@タイランド2017年3月21日(火)付HP/画像:プーチャッカーン新聞2017年3月20日(月)付HP/コムチャットルック紙2017年3月20日(月)付HP/タイラット新聞2017年3月20日(月)付HPより】
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<ラフ族の活動家殺害事件 首相が調査指示、薬物取引に関与か 【タイ北部ニュース】>
北部チェンマイ県チェンダオ郡の国境通行所で3月17日(金)午前10時ごろ、ラフ族の活動家の男性、チャイヤプーム・パセーさん(21)が手投げ弾で兵士を襲おうとして、この兵士に射殺されたとされる事件で、閣僚らが兵士を擁護する発言をしたことに人権団体などが反発。
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このため、プラユット暫定首相は、事実関係を解明するための調査を指示した。
タイ国家警察は、「北部伝統的植物保護ネットワーク」の代表を務める同活動家の乗っていたチェンマイ・ナンバーの自動車から2800錠の覚せい剤が見つかったと発表。
そのため関係当局は事件後、すぐに兵士による活動家射殺の正当性を強調したが、人権団体などは、「法的手続きを無視した死刑のような行いを容認するに等しい」と非難している。
なお、プラユット暫定首相によれば、調査では活動家が活動家であったが故に殺害されたのか否かに重点が置かれる予定という。
射殺されたラフ族の活動家、チャイヤプーム・パセーさん(21)
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そして、タイ国家警察のキサナ副報道官(警察大佐)はこのほど、この男性は違法薬物の取引に関与しており証拠もあると説明した。
タイ国家警察のキサナ副報道官(警察大佐)
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男性の銀行口座には薬物取引から得た利益が定期的に送金されており、乗用車も現金で購入していたほか、友人らを呼んだパーティーを頻繁に行うなどしていた。
同副報道官はさらに、「定職のない21歳の若者がなぜこのような生活を送れるのか(少し考えればその理由がわかるはずだ)」と話している。
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【バンコク週報2017年3月22日(水)付/23日(木)付HP/画像:タイラット新聞2017年3月21日(火)付HP/デイリーニュース紙2017年3月19日(日)付/22日(水)付HP/カオソット紙2017年3月20日(月)付HP/プーチャッカーン新聞2017年3月20日(月)付/21日(火)付HP/バンコクポスト紙2017年3月23日(木)付HPより】
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<ラーマ4世通り立体交差橋火災事件 ホームレスを指名手配 【タイ首都圏ニュース】>
バンコク中心部のパトゥムワン区ラーマ4世通りに架かる立体交差橋「タイ-ベルギー橋」で2月28日(火)、橋の下に保管されていたバンコク都庁のゴミ容器が燃え橋の鉄骨が損傷したことから、路面修繕のため通行規制を敷くことが決まったが、国家警察では現在、火災を起こした疑いでホームレスの男の行方を追っている。
防犯カメラの映像や目撃談からこの男、サムラン・ムアンキァウ容疑者(31)が火災に関与している可能性の高いことが判明したという。
サムラン・ムアンキァウ容疑者(左上)
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男は赤信号や交通渋滞で停車中の車の窓ガラスを拭いて、ドライバーから小銭をもらっている若者のリーダーで、バンコク都内で薬物密売などで過去に5回ほど逮捕歴があるとのことだ。
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【バンコク週報2017年3月23日(木)付HP/画像:プーチャッカーン新聞2017年3月22日(水)付HP/カオソット紙2017年3月22日(水)付HPより】