タイニュース二本立て【画像ニュース】人身売買で５人に実刑　都内の大規模マッサージ・パーラーほか

＜人身売買で５人に実刑　都内の大規模マッサージ・パーラー【タイ社会ニュース】＞

　バンコク都内フワイクワーン区ラチャダーピセーク通りの大規模マッサージ・パーラー「ナタリー・エンターテインメント」の店員５人と運営会社が、人身売買などの罪に問われた裁判で、一審のタイ刑事裁判所は４月１９日（水）、被告５人に禁錮８年６月～１３年と罰金３万バーツ、運営会社に罰金６５．５万バーツを言い渡した。

　「ナタリー」は昨年６月７日（火）午後、内務省地方行政局の職員とタイ国軍兵士１００人以上による手入れを受け、店内にいた女性１２１人が売春容疑で検挙された。

　このうち８人は未成年者の外国人だった。手入れは所轄のフワイクワーン警察署を外す形で行われ、店内で警察の部署や警察官の名前、金額などを記した帳簿が見つかった。

　店が違法行為の摘発を逃れるため、警察などに贈賄していた疑いが浮上したが、その後の捜査の進展は報じられていない。

　この事件では「ナタリー」のオーナー、店長らにも逮捕状が出ているが行方をくらまし、逮捕を免れている。

　ラチャダーピセーク通り一帯には「ナタリー」以外にも、ビル１軒丸ごと「大人の娯楽施設」という店が数多くあるが、これまでのところ、手入れを受けたのは数店にとどまっている。

　　　　　　　　　　昨年６月７日（火）の内務省地方行政局の職員と、タイ国軍兵士１００人以上による手入れ

【ｎｅｗｓｃｌｉｐ．ｂｅ日本語総合情報サイト＠タイランド２０１７年４月２０日（木）付ＨＰ/画像：プーチャッカーン新聞２０１７年４月１９日（水）付/２０１６年６月７日（火）付/８日（水）付ＨＰ/マティチョン紙２０１７年４月１９日（水）付ＨＰ/デイリーニュース紙２０１７年４月１９日（水）付/２０１６年６月８日（水）付ＨＰ/タイラット新聞２０１６年６月８日（水）付ＨＰ/Ｍｔｈａｉ２０１６年６月７日（火）付ＨＰより】

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＜野生ゾウに襲われ兵士死亡【タイ中部ニュース】＞

　４月１７日（月）、タイ中部プラチュアップキリーカーン県プランブリー郡カオチャオ地区で、住民と国立公園職員らがパイナップル畑を荒らした野生のゾウ５頭を、隣接するクリブリー国立公園に追う払おうとしていた際に、作業をしていた男性兵士（４３）が、このうちの１頭に襲われ、踏まれるなどして死亡した。

　プラチュアップキリーカーン県では、パイナップル生産量国内１位のプランブリー郡、ビーチリゾートとして知られるホアヒン郡でも山側の地区に野生のゾウが出没して畑を荒らし、地元住民が対策を求めてる。

　タイ字紙マティチョンなどが報じた。