タイニュース三本立て【画像ニュース】軍人病院爆弾事件　容疑者の男（６２）を逮捕ほか

＜軍人病院爆弾事件　容疑者の男（６２）を逮捕【タイ社会ニュース】＞

　軍事クーデターから丸３年となる５月２２日（月）、バンコク都ラーチャテウィー区の戦勝記念塔（アヌサワリーチャイ）近くにある国立軍人病院の待合室で、花瓶の中に隠されていた爆弾が爆発し、患者ら２４人がケガをした事件で、タイ国家警察は、国営企業で働いていた電気技師の男、ワタナ・プムラット容疑者（６２）を逮捕し、都内バンケーン区にある自宅から爆弾を作るための材料、起爆装置の電気配線図をメモしたものなどを押収したと発表した。

　容疑者は取り調べに対し、犯行を認めたという。動機については、軍事政権が嫌いだからなどと供述し、「軍が赤シャツ（タクシン支持者）のデモに参加した人々を殺した事への報復」とも述べているという。

　また、過去数年間にバンコクなどで起きた爆弾事件も自分の犯行だと認めたという。

　国軍/国家警察は、４月５日（水）と５月１５日（月）に、都内の王宮前広場で爆弾が爆発した事件についても、ワタナ容疑者が関与しているとみている。

　単独での犯行ではなく、協力者がいたとみて取り調べを進める方針。

　国家警察関係筋によれば、今回の逮捕は、病院の防犯カメラの映像を詳しくチェックした事で容疑者を割り出し逮捕する事が出来たとのことだ。

　　　　　　　　　　　　　　　　軍人病院の防犯カメラに映ったワタナ・プムラット容疑者（６２）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　逮捕されたワタナ・プムラット容疑者（６２）

【ｎｅｗｓｃｌｉｐ．ｂｅ日本語総合情報サイト＠タイランド２０１７年６月１５日（木）付ＨＰ/バンコク週報２０１７年６月１６日（金）付ＨＰ/画像：ＣｈｏｎｙｕｅｎＷｉｓｕｔｔｈｉｐａｔ２０１７年５月１５日（木）付ＦＢ/Ｉｓｒａｎｅｗｓ．ｏｒｇ２０１７年６月１５日（木）付ＨＰ/プーチャッカーン新聞２０１７年６月１６日（金）付ＨＰ/マティチョン紙２０１７年６月１６日（金）付ＨＰ/バンコクポスト紙２０１７年６月１５日（木）付ＨＰ/デイリーニュース紙２０１７年６月１６日（金）付ＨＰより】

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＜警察人事に金銭　国家警察庁が調査委員会立ち上げか【タイ社会ニュース】＞

　国家警察官の昇進の裏で、金銭がやり取りされているとの問題について、プラウィット副首相兼国防相は６月１５日（木）、国家警察庁が真相究明のため立ち上げる必要があるかもしれないと述べた。

　　　　　　　　　　　　　プラウィット副首相兼国防相（左）と、チャクティップ国家警察庁長官（右）