タイニュース 二本立て 【画像ニュース】 邦人殺害事件 容疑者「13万円で殺人請負」=同居女は依頼否定 ほか
<野生ゾウの群れが畑を荒らす 【タイ深南部ニュース】>
10月14日(水)のタイのテレビ報道によると、マレーシア国境のタイ深南部ヤッラー県ターントー郡下の村に野生ゾウの群れが入り込み、住民が避難したり、畑が荒らされるなどの被害が出ている。
目撃された群れは2つあり、いずれも数頭から10頭ほどで、子連れ。住民が撮影した動画には、群れが家屋のまわりを歩き回ったり、写真を撮影している住民に向かって突進する様子が映っていた。
![イメージ 1]()
【newsclip.be 日本語総合情報サイト@タイランド15年10月15日(木)付HP/画像:プーチャッカーン新聞15年10月15日(木)付HP/タイラス新聞15年10月14日(水)付HPより】
♨♨♨♨♨♨♨♨♨♨♨♨♨♨♨♨♨♨♨♨ |
<邦人殺害事件 容疑者「13万円で殺人請負」=同居女は依頼否定 【タイ危険情報ニュース】>
タイ中部アーントーン県ウィセートチャイチャン郡下の自宅で兵庫県出身の吉岡和雄さん(84)が殺害された事件で、容疑者のタイ人の男、サムパン・ジェムジェーン容疑者(46)は10月16日(金)、吉岡さん殺害を依頼した容疑で逮捕されたタイ人の女、ポンラニー・ナパドン容疑者(48)から、4万バーツ(約13万円)の報酬で殺人を請け負ったと主張した。
バンコクで開かれたタイ国家警察の記者会見で語った。
10月15日(木)夜、サラブリー県下で拘束されたサムパン・ジェムジェーン容疑者(中央)
![イメージ 6]()
13日(火)、第一発見者として捜査に協力する、ポンラニー・ナパドン容疑者(左)
![イメージ 7]()
ポンラニー・ナパドン容疑者(48)
![イメージ 9]()
捜査に立ち会う為、現場を訪れた吉岡さんの息子さん(中央)
![イメージ 10]()
殺人などの容疑で逮捕されたサムパン・ジェムジェーン容疑者によると、吉岡さんと同居していたポンラニー・ナパドン容疑者から、事件の3日前に依頼を受け、まず2万バーツを受け取った。残る2万バーツは殺害後に支払われる約束だったという。
サムパン容疑者は、吉岡さんの自宅隣家にポンラニー容疑者の妹と同居していた。
これに対し、記者会見に同席していたポンラニー容疑者は「私はやってない」と関与を否定した。警察は両容疑者のほか、吉岡さん殺害に関与した疑いでタイ人の男、サラウット・サアットシー容疑者(35)も逮捕したが、容疑を否認しているという。
逮捕されたサムパン・ジェムジェーン容疑者(46)
![イメージ 12]()
ポンラニー・ナパドン容疑者(48)
![イメージ 13]()
吉岡さん殺害に関与した疑いで逮捕されたサラウット・サアットシー容疑者(左)
![イメージ 14]()
サムパン・ジェムジェーン容疑者 : 「3日間かけて殺害を計画した。(計画したのは)ポンラニーだ!」
ポンラニー・ナパドン容疑者 : 「彼はわたしを陥れようとしている。事実は必ず明らかになるから!」、「私はやってない。えん罪よ。絶対に闘う!」
吉岡さんはポンラニー容疑者とバンコクのカラオケ店で知り合い、19年間、一緒に暮らしていた。また、ポンラニー容疑者はチョンブリー県に男ができて吉岡さんが邪魔になったため殺害を依頼、資産を奪おうとしたとのことだ。
警察によれば、ポンラニー容疑者は殺人への関与を全面的に否認しているものの、実行犯が家に侵入できるよう手引きをしたのがポンラニー容疑者とみており、関与を確信している。吉岡さん宅の金庫には日本円、タイバーツなど300万バーツ相当があった。
![イメージ 18]()
なぜが警察署に運ばれた、吉岡さんの金庫と現金。
![イメージ 20]()
【Cubeニュース15年10月16日(金)付HP/バンコク週報15年10月18日(日)付HP/画像:プーチャッカーン新聞15年10月15日(木)付/16日(金)付HPより】
<邦人殺害で、再考する注意したいタイ人の気質 【タイ危険予知/安全情報】>
2015年10月14日(水)、地元メディアなどによると、タイ中部アントーン県で日本人男性(83)が殺害され、タイ人妻の弟と連絡が取れなくなっていると報じられた。
事件の詳しい背後関係などは、明らかにされていないが、一見おだやかに見えるタイ人が、時に起こす、こうした凶悪事件について、日本人が気をつけるべき点を改めて見直してみる。
今回の事件については、まだ警察の捜査も始まったばかりで背後関係などは一切不明なので、具体的な考察は避けるが、タイ人が引き起こすこうした凶悪犯罪には、ある程度の注意を払えば回避できるものも少なくない。
まず、よく言われる事だが、タイ人を叱るときは些細な事でも、決して人前では叱ってはいけない。
![イメージ 22]()
タイ人は非常にプライドが高く、少しでもそれが傷つけられたと思うと逆恨みをする事が多い。そのため、日本的な感覚で、失敗を人前で指摘するなどして、後に逆恨みを受けたという事例は、タイで働く人の間では、よくある話しとして昔から聞かれる。
そして、日頃からバカにするような素振りはもってのほかだ。日本語でつぶやいたとしても、ニュアンスはわかってしまうもの。思っていても、表情に出すにも、充分に気をつけるべきだろう。
また、こうした諍いがなくても、お金が絡むと例え善良なタイ人でも、人が変わる事もある。例えば、夫婦間では信頼も置ける間であっても、その親類縁者や友人は全く別。羨望(せんぼう)や妬みも入って、事あるごとにお金を無心される事もある。そのため、例えお金を持っていても、常日頃は無いフリをするべきだろう。以前もあったように、お金目的の知人からそそのかされて殺人に至ってしまった事件もある。
![イメージ 23]()
日本人は自分たちを裕福とは思っていないかも知れないが、タイ人から見れば日本人イコールお金持ちというステレオタイプはまだまだ多い。まして言葉も完璧に通じていない間柄で自らの安全を考えるなら、お金は持っている素振りは控える事をお勧めする。
また、タイ語が分からず、さらにタイの文化風習を理解しようともしないままに、相手を蔑んだ言動をとる日本人はまだまだ多い。異国に暮らす上で、そうした差別的な意識を持っていると、言葉が通じなくとも分かってしまうものだ。
元来、タイ人は諍いごとが嫌いであるし、外国人との揉め事も避けようとする。以前にもひったくり犯が捕まった時に「外国人だとわかっていたら、やってなかった」と供述したこともある。
もしも、タイ人との間で揉め事になってしまっても、笑顔を絶やさずに寛大な態度を通すこと。そしてお金で解決することも念頭におくべきだろう。日本ではこうだ。などと変に意固地になることが事態を悪化させることになるのだ。
![イメージ 24]()
【執筆 : そむちゃい吉田】
【Infoseek楽天NEWS15年10月14日(水)付HP/画像:PantipHPより】