タイニュース二本立てプラスワン【画像ニュース】カラオケ店で便器が爆発、女性が負傷ほか

＜裁判官女性に暴行、貯水池に投げ込まれる【タイ東部ニュース】＞

　タイのテレビ報道によると、裁判官のタイ人女性（５６）が父親が経営する不動産会社の従業員の男らに拉致され、暴行を受けた後、貯水池に投げ込まれる事件があり、国家警察が１２月１７日（木）、殺人未遂などの容疑で男女２人の逮捕状をとった。

　　　　　　　　　　　　　　　被害者の女性（右上）
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　調べによると、被害者の女性は１５日（火）午後６時ごろ、タイ東部ラヨーン県ムアン郡下の父親の会社の駐車場で、容疑者ら３人に車に押し込まれ、手足を縛られた上、殴る蹴るの暴行を受けた。その後、手足を縛られたままの状態で、ラローン県内の貯水池に投げ込まれ、ひもを振りほどいて岸まで泳ぎ着いたところで意識を失った。

　１６日（水）朝、サイクリングで通りかかった人が女性をみつけ、警察に通報した。女性は顔や腹などに打撲傷を負い、歯が折れていた。

　警察が女性を病院に運び、意識の回復を待ち、事情を訊いたところ、女性は従業員の男が会社の所有地約１．３ヘクタールの名義を書き換え売ろうとしているのに気づき、警察に通報するところだったという。
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　　　　　　　　　　　　　　　逮捕状が出された容疑者の男（左）
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　　　　　　　　　　　　　　　逮捕状が出された容疑者の男女
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【ｎｅｗｓｃｌｉｐ．ｂｅ日本語総合情報サイト＠タイランド１５年１２月１７日（木）付ＨＰ/画像：デイリーニュース紙１５年１２月１６日（水）付ＨＰ/カオソット紙１５年１２月１７日（木）付ＨＰ/プーチャッカーン新聞１５年１２月１７日（木）付ＨＰより】

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＜カラオケ店で便器が爆発、女性が負傷【中国ニュース】＞

　中国河北省の赤壁市内のカラオケ店のトイレで１２月３日（木）、便器が爆発して女性がしていたことが分かった。河北省のメディア「荆楚网」が１２月１５日（火）付で報じた。原因は今のところ不明。
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　洋式の便器が後ろ側のタンクごと、据え付けてあった壁から２メートルほどの位置に転がった。トイレの床には陶器の破片が散乱した。水道管が抜けたため、壁側に残った水道管から水が噴出した。女性によると、腰を下ろした途端、便器ごと吹き飛ばされたという。

　女性は重傷を負い、病院で手術を受けた。現在は「命には別状ない」と言える状態になり、回復しつつあるという。

　店側は「爆発ではない。女性がハイヒールを穿いたまま、便器の上にしゃがんだことで発生した事故」と主張した。負傷した女性は店側の言い分を否定して「あれは爆発です」と述べた。

　中国では、洋式トイレに腰をかけず、上にしゃがむ人が現在も多いとされる（解説参照）。しかし、仮に便器の上にしゃがんだとしても、人を便器ごと吹き飛ばすだけのエネルギーが発生するとは考えにくい。

　さらに店側は女性に治療費など賠償で合意した。客側の落ち度と認識しているならば不自然だ。女性側は事故について「もう話したくはない」と説明を拒否した。
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　中国では温水洗浄機能付きの便器が爆発したことがあるが、報道された写真を見る限り、カラオケ店で爆発したとされる便器は洗浄機能のないタイプだ。中国では排水口から侵入したメタンでトイレが爆発したことがある。

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◆解説◆

　洋式便器を上にしゃがんで使う中国人がいるのは「衛生についての自衛心」が強いためだ。「万一、病気に感染したら、損をするのは自分」との意識が徹底しているとも言える。同様の理由で、ホテルのバスタブを使いたがらない人も多い。
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　編者が知人の中国人に尋ねたところ「中国国内の清掃のいい加減さを信じていない」だけではないという。その中国人はかつて、国費留学生としてフランスに滞在した経験がある。寮に入る手続きに食い違いがあり、１週間ほど現地のホテルに滞在した。その際、最初の１、２日はバスタブを使わなかった。その後、ある程度長く滞在せねばならないことが判明した時点で、洗剤を購入して自分で清掃してから、毎日の「バスタブ」を楽しんだという。

　同中国人は日本にも長期滞在したことがあり、「日本では清掃がしっかりしていると思う。でも私は、日本人は衛生面について油断しすぎているように思う」と述べた。
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