タイニュース 一本勝負プラスワン 【画像ニュース】 定員20人の監房に200人が雑魚寝 地獄のような刑務所 ほか
<定員20人の監房に200人が雑魚寝 地獄のような刑務所 【フィリピンニュース】>
フィリピンの刑務所に収監されていた男性が獄中記を出版した。寝返りを打てば目の前にあるのは受刑者の足や尻。顔面に肘鉄を食らう時もある。まさに雑魚寝という言葉がぴったりの刑務所がマニラにあるそうだ。
定員800名という刑務所に3600名の受刑者が超過密状態で収監されているのはフィリピン、マニラのケソン市にある刑務所。最悪なその環境を明らかにしたのは、ここで服役したことがあるレイマンド・ナラグさんという男性であった。
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米「南イリノイ大学」で司法を学び、留学を終えて帰国したところ身に覚えのない殺人容疑で有罪判決が下り、7年の服役を命じられた。
晴れて刑期満了となった彼は、収監中は常に「死」と隣り合わせだったその世界を『Freedom and Death Inside the Jail』という著書にまとめ、出版したのである。
たとえば定員20名とされる監房に最大で200名の受刑者が収監され、文字通り雑魚寝となる。換気扇も回っていない中、バケツには汚い水が洗顔用として用意され、提供される食事に死んだゴキブリや錆びたクギが入ってるのはざらであった。
すべては1人当たりも水の使用量を減らし、食欲を無くさせるための刑務所側の方策があり、汗と皮脂汚れのせいで皮膚の発疹や毛嚢炎を訴える受刑者はあとを絶たない。食欲も失せて栄養失調となり、受刑者はバタバタと倒れていったという。
用を足したければトイレがあり、横になりたければそこには寝床も。広い世界、そんな刑務所ばかりではないようだ。
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【Techinsight16年7月31日(日)付HP/画像:Kapook!16年8月1日(月)付HPより】
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<違法操業のベトナム漁船4隻拿捕 20人逮捕 【タイ深南部ニュース】>
タイ深南部ナラティワート県からの報道によれば、タイ当局は8月1日(月)、同県沖合のタイ領海内で違法操業していたベトナム漁船4隻を拿捕した。
これらの漁船はナマコをとっていたもので、船長や乗組員計20人が逮捕された。
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取り調べで、これらの漁船がソンクラー県、パッタニー県、ナラティワート県の沖合で以前から、たびたびナマコをとっていたことが判明。
関係筋によれば、ナマコは東アジア、東南アジアで人気の食材となっており、中国では良質のナマコが高値で取引されているという。
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【バンコク週報2016年8月2日(火)付HP/画像:デイリーニュース紙16年8月2日(火)付HP/マティチョン紙16年8月1日(月)付HPより】